就労継続支援B型事業所「アリー」に取材に行ってきました！

立ち上げられたきっかけは何ですか？

元々運営していた就労移行支援事業所ノックス岐阜は利用期間2年間という決まりがあり、就職までもう少し期間が欲しい方のために期間に縛りのない事業所を立ち上げたいと思いました。

なぜ女性限定にされたのですか？

女性の引きこもりはあまり社会問題化されない状況にあります。DVなどで男性に対して恐怖心が生まれてしまった方もいるので、女性が安心して行きたいと思うような事業所にしたいと思い、限定しているわけではないけど、今はスタッフも利用者も女性のみとなっています。

どんな作業をされていますか？

美濃和紙を使った作品・アクセサリーの作成や、週末のみの宿泊施設「帰蝶」の宿泊準備などのオリジナル作業、岐阜堤灯の土台の「三角」作成や家紋シールの作成などの伝統工芸品の受注作業などがあります。

何人ぐらいの方が働かれていますか？また年齢層は？

現在27名の方が登録されています。定員は20名で、一日の平均利用者数は15～16人程度です。年齢層は10代～50代までの方がいて、20代、30代の方が多いです。2/w～3/wの方が多く、自分のペースで通われています。

お昼ご飯の時間はどの様に過ごされてますか？

休憩中はお話ししている方もいれば、一人で過ごされている方もいます。外に出てもいいですが、畳の上でのんびり過ごされる方が多いです。

送迎はありますか？

JR岐阜駅⇔アリーは無料送迎がありますが、市バスを利用して来られている方が多いです。駅前からは5分に1本ぐらいの本数で市バスが出ているので便利です。

一般就労に結び付いた事例はありますか？

1人います。他にトライアル雇用で就労している方が1人。B型→A型にステップアップした方が1人いらっしゃいます。一般企業への就労支援も対応しております。

イベントはありますか？

月に1回リフレッシュタイムというのがあり、バスボムやジェルキャンドル、リップ作りやハロウィン、クリスマス会をしたり、アクアトトにも行きました。

仕事を探しているけど一歩を踏み出せない方にひと言お願いします。

不安に思われている事を少しでも解消できたらなと思っています。すぐに就労にならなくても、ちょっとカフェに行こうかなという気持ちで来て頂きたいです。