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くらしケアのSGDsの取組み

地域への取組み

くらしケアの企業理念である「くらしケアWAY」は「明日が待ち遠しい暮らしを創造し、実践する」と掲げています。

くらしケアWAY 明日が待ち遠しい暮らしを創造し、実践する

人は誰もが心身ともに健康でありたいと願っています。
しかし地域には病気や障がいで日常生活に困難を抱えながら、絶望感に包まれて暮らしている人たちがいます。絶望感は心をむしばみ、生きる力を奪います。
絶望の反対は希望。人は希望があれば強く生きられるし多少の困難も乗り越えることができます。くらしケア創業時にその思いで掲げた理念が「明日が待ち遠しい暮らしの実現」です。私たちは利用者様ご家族と共に希望を創造します。そして希望を実現するためのアクションプランを立てて実践します。

(※アクションプランの定義:「目的」や「計画」の達成に向けて「いつまでに」「何を」「どうするのか」を決定し、その情報を「関係者全員で共有」し進捗状態を見ながら行動に移していくこと。)

この考えはSDGsに通じるものがあり、具体的には下記に取り組んでいます。

親なきあと問題の解消と啓発

  • 8050問題などのいわゆる「親なきあと問題」に対して、セミナーやホームページ等を通じた情報発信や、各種ご相談の受付けを積極的に行っています。これによりご本人やご家族だけでなく、支援者も知識を得て、地域ぐるみでケアできる環境を目指します
  • くらしケアでは、相談事を抱える方々とICTを活用したつながりを創出しています。また、ICTに不慣れなお客様にもICTに触れていただける機会をつくることで、情報格差を埋め、お客様自身が自ら情報を取りにいき、相談できる状況をつくることを目指しています。
  • くらしケアは、行政機関、医療機関、家族会、お客様、お客様のご家族など関係する全ての方々と連携し、その方の希望される生活に向けた支援、さらには地域の全ての方が明日に希望を持って過ごして頂けるような街にするために、創意工夫を重ねていきます。

差別や偏見をなくす取組み

  • 親なきあと問題や障がい者の就労、住宅確保で生じている問題のほとんどは、偏見や無理解、差別が根底にあると考えています。くらしケアの従業員は社内外すべての活動において、偏見や差別の撲滅の意識を持って行動し、理解促進や普及啓発に努めています。

ひきこもり110番

  • 何かのきっかけで外に出る事が難しくなられた方や、その方のご家族の毎日が過ごしやすくなるよう、ひきこもり110番の受付を実施し障がい福祉専門の相談支援専門員が相談にのっています。

訪問看護

  • 精神疾患を患われている方々に在宅での訪問看護をご提供し、病院ではなくご自宅で日常生活を送って頂けるように取り組んでいます。精神疾患を患われて外出が困難となっている方にも医療が届けられる訪問看護は、精神疾患の患者数が増加している日本にとって、とても重要であると考えています。

相談支援

  • 以前のように働きたいとお考えの方には、ご自宅から外へ出て就労施設に行き自分で収入を得られるようになるなど、最適な福祉サービスを組合せてその方が望む日々をおくれるよう支援しています。
  • 知的や精神の障がいにより、学校生活をスムーズに送れない場合は、どのような学校や施設を利用すると生活をよりよくできるかを一緒に考え、福祉サービスの利用手続きを行っています。
  • 福祉サービス量は無限にあるわけではなく限りがあります。そのため、障がい福祉の施設をお客様に利用頂く際は、その方の今の状態や望まれる未来を具体化し、過剰でもなく過少でもない最適なサービス利用計画を立てるよう努めています。

居住支援

  • 入院やグループホーム、実家などで過ごされている方が一人暮らしに繋がるよう、お部屋探しのサポートなどを行っています。
  • ご自身で賃貸契約ができないために、老朽化してしまった住居に住み続けているという方には、くらしケアが大家さんからお部屋を借り、くらしケアからお部屋を提供しています。これにより衛生面に問題のないお住まいで暮らして頂けます。
  • 住宅の確保が容易でない人々(障がい者や高齢者などの住宅確保要配慮者)の住まいの確保を積極的に行うことを通じて、空き家問題の解消に貢献してまいります。

社内への取組み:ダイバーシティー経営を目指して

くらしケアはSDGs(持続可能な開発目標)を通して従業員の満足度向上を目指しています。
すべての人々が笑顔で満たされ、誰一人として取り残さない未来の創造に向けて、くらしケアも積極的に取り組んでまいります。

多様性に対応した職場環境作り

  • 入職後すぐに使える有給休暇の付与、社員の個別な事情に対応した時間有給制度の導入、年間3万円までの資格取得費補助による学習機会の提供など従業員の働きやすさとやりがいを大切にした取り組みを行っております。
  • 女性の管理職が多数活躍し、男女関係なく個人が望むキャリアの形成を応援しています。

現場の声を改善につなげます

  • 「看護師や相談支援専門員としてたくさんのことを学びたい」「資格の専門業務に専念したい」そんな従業員の声から、定期的な研修の実施や付随する事務は本部が対応するという仕組みが生まれました。
    今後も現場の声を大切にした職場環境づくりを続けていきます。

社員の健康を大切にしています

  • 仕事とプライベートの両立が心身の健康につながると考えています。そのため、年間休日を平均的な日数よりも多い120日以上確保し、残業ゼロを推奨しております。
  • 社員の喫煙率は0%を維持しています。健康や福祉に貢献する企業だからこそ、環境にも地域社会にも優しい企業を目指して今後も取り組んでいきます。

チームワークで迅速な課題解決を目指します

  • くらしケアには看護師、相談支援専門員、宅地建物取引士など様々な分野の専門人材がおり、一人の力で解決が困難なことも専門スキルを持った人たちが協力すれば、1+1=∞になります。
  • 多くの企業や関係機関と連携し、質の高い支援を提供していきます。

環境への取組み

「地球上の誰一人として取り残さない」というSDGsの誓いは、私たちが世界中の人々と共に生活を営む、地球の環境にも大きな意識を向けるものです。
私たちの行う支援活動においても、資源の適切な利用、環境保全への取り組みは当然必要なものであると考え以下の取り組みを行っています。

訪問についての取り組み

私たちの活動の多くは自動車での移動を伴うものとなっています。だからこそ、その使用にあたっては、積極的な環境への配慮が必要である考えています。

  • 自動車の選定にあたり燃料消費、二酸化炭素排出、二酸化硫黄や窒素酸化物の排出が少ないことを基準とすること
  • 自動車の性能保持のための定期的なメンテナンスを実施すること
  • テレマティクス(遠隔で運転を管理するシステム)を活用し安全かつ低燃費な運転の意識を共有すること

これらの取り組みにより、燃料使用を抑えること、二酸化炭素の排出を抑え、地球温暖化への影響を少なくすること、大気汚染や酸性雨の発生を抑え、森林や河川への影響を少なくすることを行っています。

ICTの活用

  • 私たちの活動は、看護記録をはじめ多くの記録や書類を伴うものとなっています。ICTを積極的に活用することにより、業務の効率化を図るとともに、会社内における紙書類の削減や訪問先と事務所間への移動回数の削減など、燃料、二酸化炭素排出等の削減、森林の保護といった環境保全の取り組みを行っています。

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